【2012年】
 恒遠俊輔『修験道文化考』
【出版社】花乱社 2012年12月発行 1575円(税込)
【紹介】
 
 花乱社HP
 山本殖生『熊野八咫烏』
【出版社】原書房 2012年12月発行 3360円(税込)
【紹介】長年、熊野で研究を続ける著者が、数々の文献から掘り起こした伝承の八咫烏像を探索
 
 原書房HP
 中野猛(著)、山崎裕人・久野俊彦(編)
 『略縁起集の世界−論考と全目録−』
【出版社】森話社 2012年11月発行 8190円(税込)
【紹介】略縁起研究の集大成。日本国内の図書館などに所蔵される略縁起集の全目録を収録。日本文学・民俗学・歴史学などの研究者必携。
 
 森話社HP
 宮家準『修験道−その伝播と定着−』
【出版社】法蔵館 2012年10月発行 3465円(税込)
【紹介】山岳信仰と修験道の概要をわかりやすく説明。そのうえで、吉野・熊野・伊勢・羽黒・彦山・白山・本山派・児島流の山伏や比丘尼の唱導、勧進活動を通じて、各地の霊山、地方への修道の伝播と定着を解明。
 
 法蔵館HP
 菅原壽清編『木曽御嶽信仰とアジアの憑霊文化』
【出版社】岩田書院 2012年10月刊、12800円 (税別)
【紹介】シャーマニズムをより広く「憑霊文化」として捉え、木曽御嶽信仰、なかでも御座儀礼を中心に、アジアまで視野にいれた論考17編を収録
 
 岩田書店HP
 西海賢二編『山岳信仰と村落社会』
【出版社】岩田書院 2012年10月刊、6900円 (税別)
【紹介】編者の永年の研究分野である山岳信仰(山)や、参詣道(道)に関するテーマを中心にした論集
 
 岩田書店HP
『役行者、二神の上の峯に登る:二上山と信仰の系譜』
【編者】香芝市二上山博物館
【出版情報】香芝市教育委員会、2012年9月、500円(税別)
 
【紹介】二上山と信仰の系譜 第1部 二上山麓の火葬文化と古代寺院 第2部 二上山の落陽と浄土思想 第3部 葛城の峯々と修験道
 
 詳細は展覧会図録(PDF)をごらんください。
 大高康正『参詣曼荼羅の研究』
【出版社】岩田書院 2012年9月刊、7900円 (税別)
【紹介】参詣曼荼羅と呼び習わされる一群の宗教画を主たる対象に検討。
 
 岩田書店HP
 首藤善樹編『大峯葛城嶺入峯日記集』
【出版社】岩田書院 2012年7月刊、7900円 (税別)
【紹介】江戸期を中心に天正14年(1586)頃から明治におよぶ、大峯と葛城嶺両峯における本山修験の入峯日記を集録したもの。
 
 岩田書店HP
 M砂武昭(著)、須藤功(写真)
 『銀鏡神楽−日向山地の生活誌』
【出版社】 弘文堂 2012年7月20日刊、4200円
【紹介】奥日向米良の銀鏡に40年以上通い続けている民俗学写真家・須藤功の300枚の写真を交え、伝承と山の暮らしを熟知した古老が歴史に彩られた奥深い生活文化から神事、芸能まで、銀鏡を心を込めて記した民俗誌。
 
 弘文堂HP
 渡辺伸夫『椎葉神楽発掘』
【出版社】岩田書院 2012年6月刊、4800円(税別)
【紹介】宮崎県椎葉村の「椎葉神楽」を永年にわたる著者の研究成果をまとめる。村報『広報 しいば』への127回にわたる連載に新たな知見を加えたもの。
 
 岩田書店HP
 山崎一司『花祭りの起源−死・地獄・再生の大神楽−』
【出版社】岩田書院 2012年6月刊、5400円(税別)
【紹介】地元に生まれ育った著者が、その起源を求め、天正9年(1581)『御神楽日記』の記録をもとに、永年にわたる研究成果をまとめたもの。
 
 岩田書店HP
 杉中浩一郎『南紀熊野の諸相−古道・民俗・文化』
【出版社】清文堂 2012年5月刊、8500円
【紹介】熊野古道・中辺路町生まれの著者による、熊野文化論集成
 
 清文堂HP
 西海賢二『江戸の女人講と福祉活動』
【出版社】臨川書店 2012年5月発行 1995円(税込)
【紹介】
 
 臨川書店HP
 中ノ堂一信『中世勧進の研究−その形成と展開−』
【出版社】法蔵館 2012年4月発行 1680円(税込)
【紹介】
 
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 吉川祐子『西浦田楽の民俗文化論』
【出版社】岩田書店 2012年3月刊、4800円(税別)
【紹介】別当家・能衆家を中心に世襲で伝えられてきた西浦田楽を調査研究してきた著者が、歴史を概観し、祭りを記録し、その伝承の意味を探る一書。
 
 岩田書店HP
 銭谷武平『大峯今昔』
【出版社】東方出版 2012年3月刊、2100円
【紹介】大峯にまつわる自然誌や役行者の伝記などから拾いだした今昔のお話16話
 
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 國學院大學研究成果報告書(研究代表者:深澤太郎)
 『伊豆修験の考古学的研究
  −基礎的史資料の再検証と「伊豆峯」の踏査−』
2012年3月刊、非売品
【紹介】『伊豆峯次第』『修験古実書上』等の関連文書を検証しつつ、入念な現地踏査を試み、拝所・行場の実態や、年代的位置付けに関する考古学的・地理学的情報を獲得し、その上で、具体的な伊豆修験の構造・歴史像について、一定の見通しを立てていくことが本研究の特色である。
 
 國學院大學HP
 宮家 準『修験道の地域的展開』
【出版社】春秋社 2012年2月刊、31500円
【紹介】中央霊山・本山と地方の修験の関係を、各時代ごとに鳥瞰的に考察することにより、地方修験の宗教史的・地域的展開を解明。修験道研究の泰斗である筆者が、半世紀にわたる研究の成果を総括した大著。
 
 春秋社HP
 由谷裕哉編『郷土再考−新たな郷土研究を目指して』
【出版社】角川書店 2012年2月刊、3150円
【紹介】明治以降、郷土史家は国民国家の形成にどう関わったのか?全国の多様な事例の検証を通して新たな郷土研究の地平を拓く意欲作。
 
 角川書店HP