【2013年】
 富士山関連書籍
『環』[歴史・環境・文明]55号(特集 今、なぜ富士山か)
 藤原書店、2013年10月30日
 
『現代思想』2013年10月号(特集 富士山と日本人 自然・文化・信仰)
 青土社、2013年9月27日
 
島田裕巳『日本人はなぜ富士山を求めるのか−富士講と山岳信仰の原点』
 徳間書店、2013年9月24日
 
竹谷靭負『富士山文化−その信仰遺跡を歩く』
 祥伝社、2013年7月5日
 
大高康正『富士山信仰と修験道』
 岩田書院、2013年12月
 
富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議 (編)『富士山百画 100 Portraits of Fujisan』
 美術出版社、2013年5月2日
 
小田全宏『なぜ富士山は世界遺産になったのか』PHP研究所
 PHP研究所、2013年8月
 
小沢健志 高橋則英=監修『レンズが撮らえた幕末明治の富士山』
 山川出版社HP、2013年12月
・「幕末から明治にかけて撮らえたフジサンの写真を全国各地から収集。気象観測。登拝の歴史、着色写真、背景としての富士山などの総編集した初の写真集。貴重な古写真で見る富士山への信仰と挑戦の記録。」(山川出版社HPより)
 
中山正典『富士山は里山である−農がつくる山麓の風土と景観』
 農山漁村文化協会(農文協)、2013年12月
・「世界遺産・富士山の山麓は、実は豊かな農業地帯。山麓から見える新しい富士山の景観から、「人間と自然の関係」を読み解く。」(HPより)
『憑霊信仰の歴史と民俗』
【著者】酒向伸行
【出版情報】岩田書院、2013年12月
【紹介】「本書では、憑霊信仰の歴史的な変容過程を、奈良時代から現行民俗の世界までを視野にいれながら明らかにする。その際には、憑霊現象の主体となる「疫神」「もののけ」「鬼」「天狗」「狐霊」などの霊的存在の分析と、これらの霊的存在と直接的に関わった「験者」に代表される仏徒、あるいは陰陽師・巫女などの霊的職能者の分析を合わせて行なう。」(岩田書院HPより)
 
 岩田書院HP
『巡礼の歴史と現在』
【編者】愛媛大「四国遍路と世界の巡礼」研究会編
【出版情報】岩田書院、2013年10月
【紹介】「全体を3部に分け、一は、古代から近代にいたる四国遍路の歴史と現代の実態を解明し、二は、世界各地の巡礼の諸相を明らかにするとともに、四国遍路との国際比較を試みる。三は、戦争や大きな事件など人類の痛切な体験を記憶しかつ追憶・追悼する行為に注目したもので、現代社会において新しい巡礼が生まれつつあることを提起する。」(岩田書院HPより)
 
 岩田書院HP
『「神仏習合」再考』
【編著者】ルチア・ドルチェ・三橋正編
【出版情報】勉誠出版、2013年9月 9,800 円(税抜き)
【紹介】「多面性を持つ「神仏習合」という現象はいかなる論理的枠組みで説明することが出来るのか。神仏関係を中心に、古代から現代まで、様々な場面で交錯し合う諸宗教のあり方を捉えなおし、新たな日本宗教史の構築を目指す。」(勉誠出版HPより)
 
 勉誠出版HP
『山の信仰』
【著者】田中久夫
【出版情報】岩田書院、2013年7月
【紹介】田中久夫歴史民俗論集3、「田中久夫氏(御影史学研究会名誉代表理事・神戸女子大学名誉教授/1934年生)の業績を全5巻に編集。各巻に解説を付す。本巻には以下の13論文を収録。」(岩田書院HPより)
 
 岩田書院HP
『聖護院史研究』第1号〜第3号
【出版情報】非売品 発行:聖護院史料研究所、第1号(2013年8月)・第2号(2013年10月)・第3号(2013年12月)
問い合わせ:聖護院
『熊野信仰の世界−その歴史と文化−』
【著者】豊島 修
【出版情報】慶友社、2013年10月
【紹介】「千年の歴史と信仰を有する熊野信仰の実相を、最新の研究成果を駆使して自然と歴史および文化の面から解き明かす。 古くから日本人の心の謎、宗教の謎といわれる熊野信仰を、歴史民俗学・宗教民俗学の立場からいまもなお日本人の精神生活・文化の大きな影響与えている信仰の実相を新たな視点から、聖地信仰へのたびをとおして日本人の心と宗教の謎を解き明かす。」(慶友社HPより)
 
 慶友社HP
『首羅山をとりまく聖なる山々−糟屋・鞍手の山岳霊場遺跡:資料集』
【編者】九州山岳霊場遺跡研究会
【出版情報】九州山岳霊場遺跡研究会(九州歴史資料館学芸調査室内)、2013年8月
 
 九州歴史資料館HP
『修験道と児島五流−その背景と研究−』
【著者】宮家 準
【出版情報】岩田書院 2013年9月 4700円(税別)
【紹介】「修験道研究の第一人者であり、岡山児島(倉敷市)の「修験道」総本山五流(ごりゆう)尊瀧院(そんりゅういん)出身の著者が、このたび、「修験道」管長・法主、五流尊瀧院住職となったのを機に、これまでの修験道研究をふまえて、はじめて児島五流の伝承と歴史をまとめた。 併せて、修験道とその背景をなす山岳信仰・民俗宗教に関するエッセイを収め、 さらに、自身の民俗宗教・修験道研究の軌跡をたどる。」(岩田書院HPより)
 
 岩田書院HP
『出羽三山信仰と月山筍』
【著者】渡辺幸任
【出版情報】(自費出版)2013年6月 2000円(税別)
【販売】山形県内の八文字屋書店、鶴岡市のいでは文化記念館など
【連絡先】杏林堂漢方薬局(鶴岡市)電話0235-24-5475
【紹介】山形名物の月山筍(だけ)と月山登山の歴史などをつづった本。山形県鶴岡市の鍼灸師で庄内民俗学会員の渡辺幸任氏による自費出版。 詳細は河北新報の紹介をご覧下さい。
『小菅の柱松−その儀礼と意義−』
【編著者】小畑紘一
【出版情報】長野県飯山市教育委員会 2013年3月
『富士講中興の祖・食行身禄伝−中雁丸豊宗『冨士山烏帽子岩身禄之由来記』を読む』−』
【編著者】大谷正幸
【出版情報】岩田書院 2013年7月 6900円 (税別)
【紹介】前著『角行系富士信仰−独創と盛衰の宗教』(岩田書院 2011年)に続き、富士講中興の祖といわれる食行身禄(1671-1733)の生涯を記した写本を影印版で収録し、その翻刻と解説を加える。(岩田書院HPより)
 
 岩田書院HP
『「講」研究の可能性』
【編著者】長谷部八朗
【出版情報】慶友社 2013年5月発行 10000円(税別)
【紹介】「近世以降、各地でさかんに行われた「講」活動は、地域社会の変動とともにいまや消失しようとしている。講をとりまく趨勢を鑑み、「講」活動の今日的動向をさまざまな角度から切り込み、桜井徳太郎など先学の所説を再吟味しながら、現代社会における「講」研究の可能性を追求する論文集。」
『近世修験道の諸相』
【著者】時枝務・由谷裕哉・久保康顕・佐藤喜久一郎
【出版情報】岩田書院 2013年5月発行 1600円
【紹介】「中世の修験者に比して、近世の修験者の数は、圧倒的に多かったはずである。修験者が身近に感じられた時代は、中世ではなく、近世であるはずである。ここに近世修験道が大切な理由がある。」(岩田書院HPより)
 
 岩田書院HP
『板碑と修験の中世』
【著者】高橋克彌
【出版情報】創英社/三省堂書店  2013年4月発行 1700円
【紹介】仙台湾の一部である石巻湾の特に稲井湾周辺に残る板碑と、修験(法印)の布教活動。
『伊豆修験の考古学的研究−基礎的資料の再検証と「伊豆峯」の踏査−』(資料編2)
【編者】深澤太郎
【出版情報】国学院大学:2013年3月11日刊行
 
 国学院大学HP
 Caroline Hirasawa
 Hell-bent for Heaven in Tateyama Mandara :Painting and Religious Practice at a Japanese Mountain
Brill,2013. Euro;93.00、US$:127.00
 
Hell-bent for Heaven in Tateyama mandara treats the history, religiouspractice, and visual culture that developed around the mountain Tateyama in Toyama prefecture. Caroline Hirasawa traces the formation of institutions to worship kami and Buddhist divinities in the area, examines how two towns in the foothills fiercely fought over religious rights, and demonstrates how this contributed to the creation of paintings called Tateyama mandara. The images depict pilgrims, monks, animals, and supernatural beings occupying the mountain's landscape, thought to contain both hell and paradise. Sermons employing these paintings taught that people were doomed to hell in the alpine landscape without cult intervention—and promoted rites of salvation. Women were particular targets of cult campaigns. Hirasawa concludes with an analysis of spatial practices at the mountain and in the images that reveals what the cult provided to female and male constituents. Drawing on methodologies from historical, art historical, and religious studies, this book untangles the complex premises and mechanisms operating in these pictorializations of the mountain's mysteries and furthers our understanding of the rich complexity of pre-modern Japanese religion.
 
Caroline Hirasawa, Ph.D. (2005), Stanford University, is Associate Professor of Art History at Sophia University. She has published articles on Japanese paintings of hell, most recently,“Cracking Cauldrons and Babies on Blossoms,” in Artibus Asiae.
 
http://www.brill.com/hell-bent-heaven-tateyama-mandara
『オカルト・ジャパン−外国人の見た明治の御嶽行者と憑霊文化−』
【著者】パーシヴァル・ローエル
【訳者・解説】菅原壽清
【出版情報】岩田書院 2013年2月発行 8900円
【紹介】P.ローエルによる木曽御嶽研究
【原題】Occult Japan or the Way of The Gods:An Esoteric Study of Japanese Personajity and Possession 1895
 
 岩田書院HP
『感應の霊峰七面山』
【著者】鹿野貴司
【出版情報】平凡社 2013年1月発行 2800円
【紹介】「富士山の真西に位置し、古来、修験の山として知られる霊峰・七面山。今も多くの信者たちが険しい山道を登り、祈りを捧げる。その美しい四季を写し込んだ、類まれな写真集。」(平凡社HPより)
 
 平凡社HP