- 【2021年】
『修験道−日本の諸宗教との習合−』
- 【著者】宮家準
- 【出版情報】春秋社、2021年9月24日刊、3,000円(+税)、ISBN 9784393291344
- 【紹介】「修験道は日本の諸宗教とどう影響し展開したのか。儒教、教派神道、民俗宗教の解説も加わった『修験道と日本宗教』の改題増補決定版。」(HPより)
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- 春秋社
『入定する霧島修験−島津氏帰依僧の『日録』に見る近世修験道の変容−』
- 【著者】森田清美
- 【出版情報】鉱脈社、2021年8月5日刊、2,800円(+税)
- 【紹介】「戦世(いくさよ)から平和の世へ 変容する近世修験道 修験道への深い造詣と時代や人物への目配りのもと、島津氏の帰依僧『空順法印日録』を読み解く。 島津家や庶民とのかかわりや入定までのドラマなど興味津津の生涯。」(HPより)
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- 鉱脈社
『オオカミは大神:狼像をめぐる旅 弐』
- 【著者】青柳健二
- 【出版情報】天夢人、発売:山と溪谷社、2021年6月14日刊、1,600円(+税)
- 【紹介】「ニホンオオカミに対する関心が高まる昨今、日本全国に残る狼像を追ったフォト・ルポルタージュ。好評を得た『オオカミは大神 狼像を巡る旅』の第2弾。」(HPより)
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- チラシ
- 天夢人
『修験道入門』
- 【著者】五来重
- 【出版情報】ちくま学芸文庫、2021年6月10日刊、1,500円(+税)、ISBN 978-4-480-51055-6
- 【紹介】「国土の八割が山の日本では、仏教や民間信仰と結合して修験道が生まれた。霊山の開祖、山伏の修行等を通して、日本人の宗教の原点を追う。」(HPより)
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- 筑摩書房
『山寺立石寺 霊場の歴史と信仰』
- 【著者】山口博之
- 【出版情報】吉川弘文館、2021年4月16日刊、1,800円(+税)、ISBN 9784642059237
- 【紹介】「慈覚大師円仁の開創と伝わる山寺立石寺(やまでらりっしゃくじ)。霊魂の帰る山、幽冥を分ける聖地とされたその全貌を、絵図や古文書、五輪塔・板碑・石造物などのモノ資料を駆使し、中世考古学の視点から総合的に分析する。比叡山延暦寺や最上氏との関係にもふれ、信仰の形と背景を解明。貴重な写真を多数掲載し、今に続く霊場を切り口に、地域の中世史の再構築を試みる。」(HPより)
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- 吉川弘文館
『博多周縁の中世山林寺院 首羅山遺跡』
- 【著者】江上智恵
- 【出版情報】新泉社、2021年4月15日刊、1,600円(+税)、ISBN 978-4-7877-2039-9
- 【紹介】「貿易都市博多周縁の久山町の山中から、貿易陶磁器の優品や大陸系石造物、庭園状遺構がみつかり、平安時代末から鎌倉時代の大陸系山林寺院であることがわかった。里山になぜこうした寺院があったのか。博多とつながる活動とその役割を探究する。」(HPより)
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- 新泉社
『現代思想 2021年5月 臨時増刊号 総特集=陰陽道・修験道を考える』
- 【出版情報】青土社、2021年4月14日刊、2,400円(+税)、ISBN978-4-909658-47-0
- 【紹介】「日本精神史の深層へ。多角的、広角的な視野からその本質へと迫る。
列島の古層にある信仰により近いように思われる陰陽道と修験道はいったいどのように形成され、そして後世にどのようなかたちで受け継がれているのか。日本の宗教・信仰を広い視野のなかで思考しつつ、陰陽道と修験道を架橋しながら、さまざまな日本の思想とのかかわりを考える。これまでにない陰陽道・修験道の決定版。」(HPより)
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- 青土社
『津軽のイタコ』
- 【著者】笹森建英
- 【出版情報】錦正社、2021年4月刊、2,800円(+税)、ISBN 9784764601437
- 【紹介】「津軽のイタコの習俗・口寄せ・口説き・死後の世界・地獄観・音楽など、彼女たちの巫業や現状とは一体どういうものなのか?長きに亘りイタコに関する研究を行ってきた著者が、調査体験に基づき実態を明らかにする。」(HPより)
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- 錦正社
『富士山学』第1号
- 【編者】静岡県富士山世界遺産センター
- 【出版情報】雄山閣、2021年3月31日刊、2,860円、ISBN 9784639027584
- 【紹介】「静岡県富士山世界遺産センターの活動としての研究・調査課題や、個々の研究員が進めている富士山に関する最新の学術研究の研究成果をまとめる。
第1号では、富士山学の多様性を示す目的から、2020年2月に開催予定であった国際シンポジウム「富士山学の頂へ」の内容を絞って誌上で再現した。」(HPより)
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- 雄山閣
『聖地と日本人』
- 【著者】小松和彦
- 【出版情報】KADOKAWA、2021年3月24日刊、880円(+税)、ISBN 9784044006365
- 【紹介】「鞍馬・僧正ヶ谷、比叡山横川、河原院、竹生島、熊野、志度浦の龍宮、富士山、安達ヶ原……能楽の舞台となったこれらの場所は、「聖地」と呼ばれてきた。神々が遊び、鬼や妖怪が出没するといわれた異界への入り口。俗世の向こう側にある極楽・地獄として、日本列島の中に見出された聖地とはいかなる場所であったのか? 絵画や文学作品、歴史書など、多彩な史料を手がかりに、中世の京都人が聖なる場所に込めた思いに迫る。」(HPより)
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- KADOKAWA
『聖地・熊野と世界遺産 宗教・観光・国土開発の社会学』
- 【編者】田中滋・寺田憲弘
- 【出版情報】晃洋書房、2021年3月20日刊、3,200円(+税)、ISBN 9784771034891
- 【紹介】「熊野の宗教、観光、開発の歴史をナショナリゼーション概念を駆使して大胆かつ緻密に読み解き、聖地・熊野の世界遺産化を考える。」(HPより)
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- 晃洋書房
『東アジアの自然観−東アジアの環境と風俗』
- 【編者】ハルオ・シラネ
- 【出版情報】文学通信、2021年3月17日刊、2,800円(+税)、ISBN 978-4-7917-1413-1
- 【紹介】「中国からひろまった漢字漢文にもとづく思想や文化は、日本だけでなく、各地域でどのように展開し、継承と反発をくり返し、独自のものに再創造されたのか。
中国、朝鮮半島、日本、琉球、ベトナムなど、これらの交流圏にあった十九世紀以前の前近代の東アジアを俯瞰し、論じていく。 東アジアと日本、世界を接続して考え、問い直していくシリーズ、東アジア文化講座。 これからの東アジアを生き抜くヒントがここにある。」(HPより)
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- 文学通信
『富士山東泉院の歴史』
- 【出版情報】富士山かぐや姫ミュージアム、2021年3月刊、1,000円
- 【紹介】「富士市今泉には、戦国時代から明治時代初頭まで富士山東泉院と呼ばれた大寺院がありました。戦国時代、東泉院は富士郡下方における富士村山修験の拠点寺院として、今川氏、北条氏、武田氏の間で勃発した河東一乱を巧みにくぐりぬけ、その後も江戸時代を通して、密教寺院として、かつ、富知六所浅間神社を掌握する別当として君臨しつづけました。また、神戸村をはじめとする周辺六か村の地頭(領主)でもあったことから、歴史学者の間では古くから注目されてきた寺院です。本書は、六章に分けて東泉院の歴史をご紹介する概説本です。」(HPより)
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- チラシ(PDF)
『富士山巡礼路調査報告書 大宮・村山口登山道』
- 【編者】静岡県富士山世界遺産センター
- 【出版情報】静岡県富士山世界遺産センター、2021年3月刊、1,500円
- 【紹介】「当館では、ユネスコ世界遺産委員会における勧告を踏まえ、富士市(文化振興課)、富士宮市(文化課)とともに平成29年度から令和2年度にかけて、世界文化遺産「富士山」を構成する登山道のひとつ「大宮・村山口登山道」について共同調査・研究を実施しました。この度、4年間の成果をまとめた報告書『富士山巡礼路調査報告書 大宮・村山口登山道』が刊行されました。
本文編・資料編の計339ページに加え、附属DVDにはPDFデータにて大宮・村山口登山道および派生経路の50000分の1、5000分の1の地図や、大宮・村山口登山道関連資料をカラーで紹介しております。(A4版300mm×210mm、339頁、1055g、DVD-ROM付)」(HPより)
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- 静岡県富士山世界遺産センター
『飛騨の乗鞍岳』
- 【著者】木下喜代男
- 【出版情報】岐阜新聞社、2021年3月刊、2,000円(+税)、ISBN 9784877972981
- 【紹介】「数多くの登山道やスキールートはもとより、滝に代表される自然、縄文時代にさかのぼる山行や信仰の歴史、福田夕咲らが記した文学、果ては校歌、怪談……。この名峰にまつわる森羅万象を、ありとあらゆる文献、資料等々に求め、入手できる限りの写真と共に編纂した労作。」(HPより)
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- 岐阜新聞社
「鬼と怨霊」
- 『時空旅人』2021年3月号 Vol.60
- 【出版情報】三栄、2021年1月26日刊、980円、ISBN 4910052650312
- 【紹介】「鬼と怨霊がくる 悲哀と情念の物語」(HPより)
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- 三栄
『修験の縁起の研究−正統な起源と歴史の創出と受容』
- 【著者】川崎剛志
- 【出版情報】和泉書院、2021年2月26日刊、6,600円(+税)、ISBN 978-4-7576-0990-7
- 【紹介】「顕教と密教から成る、三国伝来の日本仏教の正統の枠外にあった修験が、枠外から枠内へと転じたのは鎌倉後期とされる。現代の常識では理解しがたいその認識を成り立たせるために、平安後期から鎌倉後期にかけて、どのような創造的な起源と歴史が修験に求められ、現れ、伝えられたのであろうか。本書は、その代表例である『箕面寺縁起』『大峯縁起』『金剛山縁起』を取り上げて、個々の霊山の修造や相論を機に制作された縁起が広く認知され、修験の縁起として機能するに至る過程を分析するとともに、社会における修験の評価の変化に伴い、修験の祖師とされた役行者や天台宗寺門派の祖師智証大師の伝記が更新された跡を追う。」(HPより)
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- 和泉書院
『土葬の村』
- 【著者】高橋繁行
- 【出版情報】講談社現代新書、2021年2月17日刊、1,000円(+税)、ISBN 978-4-06-522544-8
- 【紹介】「これは恐らく、現存する最後といっていい土葬の村の記録である。
村人は、なぜ今も「土葬」を選ぶのか? 日本の伝統的な葬式である「土葬・野辺送り」が姿を消したのは、昭和の終わり頃とされている。 入れ替わるように火葬が増え、現在、日本の火葬普及率は99.9%を超える。 土葬は、日本の風土から完全に消滅してしまったのだろうか? 筆者は「土葬・野辺送り」の聞き取り調査を30年にわたって続け、平成、令和になっても、ある地域に集中して残っていることを突き止めた。 それは大和朝廷のあった奈良盆地の東側、茶畑が美しい山間にある。 剣豪、柳生十兵衛ゆかりの柳生の里を含む、複数の集落にまたがるエリアだ。 日本人の精神生活を豊かにしてきた千年の弔い文化を、まだ奇跡的に残る土葬の村の「古老の証言」を手がかりに、詳らかにする。」(HPより)
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- 講談社BOOK倶楽部
『近世の旅と藩−米沢藩領の宗教環境』
- 【著者】原淳一郎
- 【出版情報】小さ子社、2021年1月15日刊、6,800円(+税)、ISBN978490978208
- 【紹介】「旅と政治権力の関係性を問うために、出羽国置賜郡米沢藩(現山形県米沢市など)に対象地域を絞り、多方面から実証的に考察する。
具体的には、領主上杉家の信仰、米沢藩の宗教政策・経済政策を押さえ、その上で、民衆の信仰民俗がどのように営まれていたのかを叙述。 近世社会の「旅の大衆化」をどのようなものとして捉えるのかについて、多くの分野に示唆を与える一書。」(HPより)
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- 小さ子社
『和歌山県の祭りと民俗』
- 【編者】和歌山県民俗芸能保存協会
- 【出版情報】東方出版、2021年1月8日刊、2,200円(+税)、ISBN 9784862494054
- 【紹介】「和歌山県内全域を対象に、伝承され今も残る祭りや芸能、季節の祭礼行事を、オールカラー183 点の写真と解説で読み解く。和歌山県の国指定重要無形民俗文化財と県指定無形民俗文化財を中心とした祭礼・行事の現在の形を記録する。地図・行事一覧・索引を付し、簡単な交通案内も掲載。」(HPより)
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- 東方出版
『尾山歴史の散歩道』
- 【著者】外山徹
- 【出版情報】大本山尾山薬王院・ふこく出版、星雲社(発売)、2021年1月刊、3,000円(+税)、ISBN 9784434274701
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