第40回山寺立石寺学術大会
<2nd サーキュラー>
【主催】日本山岳修験学会・同第40回山寺立石寺学術大会実行委員会
【共催】村山民俗学会
【協力】宝珠山立石寺・山形大学附属博物館・山形大学庄内地域文化研究所
【日程】2019年8月31日(土)〜9月2日(月)
【会場】山形大学基盤教育2号館(山形市小白川町1-4-12)
 
1日目
(午後)開会式・公開講演
 
2日目
研究発表会・総会・懇親会
 
3日目
巡見(見学会)A・B・Cの3コース

第1日 8月31日(土)
 
 13:30〜 開会式
  挨拶(日本山岳修験学会会長、大会実行委員長、来賓)
 
(1)基調講演(13:50〜14:30)
 
 清原正田<大会実行委員長・宝珠山立石寺住職>
テーマ:山寺立石寺の歴史と信仰
 
(2)シンポジウム(14:30〜17:20)
 
テーマ1:山寺の民俗信仰
【講師】野口一雄<村山民俗学会前会長>
 
テーマ2:山寺の石造文化財
【講師】荒木志伸<山形大学准教授>
 
テーマ3:山寺の民俗芸能
【講師】相原一士<山寺芭蕉記念館学芸員>
 
 
【司会】原淳一郎<県立米沢女子短期大学教授>
【コメント】伊藤清郎<山形大学名誉教授>、新関孝夫<山寺郷土研究会>   
 
17:45〜19:00 第40回大会実行委員・学会役員合同会議及び日本山岳修験学会役員会
【会場】山形大学基盤教育2号館1階

第2日 9月1日(日)
(会場:山形大学基盤教育2号館2階)
 
■ 研究発表 9:30〜
1人当たり20分、質疑応答5分
1 9:30-9:55 長瀬一男(山形県)  山岳寺院立石寺創建の考察―貞観二年が意味するもの
2 9:55-10:20 中川仁喜(大正大学文学部)  立石寺円海について
3 10:20-10:45 時枝務(立正大学)  立石寺史の画期とその意義
休憩
4 10:55-11:20 林京子(高勝寺プロジェクト)  東叡大山羽黒三山学頭檀那院胤海の生涯
5 11:20-11:45 三ツ松誠(佐賀県)  西川須賀雄の初期思想
6 11:45-12:10 神宮滋(北方風土社中)  出羽三山の比定と本地仏-鳥海山を中心に-
休憩
8 12:50-13:15 吉野(筒井)裕(帝京大学文学部)  近代の東北地方太平洋沿岸地域におけるお山参り
9 13:15-13:40 花井紀子(埼玉県)  庄内天保三方国替えにおける鳥海山大物忌神社の関わり
10 13:40-14:05 大田黒司(開新高校)  天草下島 帽子岳における民間信仰
11 14:05-14:30 白田依里佳(法政大学大学院生)  加賀山代温泉「菖蒲湯祭」と修験者らの関わり
休憩
13 14:40-15:05 荻野裕子(奈良教育大学非常勤講師)  伊勢の修験系富士講−伊勢参詣曼荼羅の中の富士−
14 15:05-15:30 早栗佐知子(西宮市立郷土資料館)  西宮神社の雨乞いと六甲山の石宝殿
15 15:30-15:55 籔元晶(御影史学研究会)  役行者箕面寺開創伝承の成立について
16 15:55-16:20 牛山佳幸(信州大学特任教授)  いわゆる「女人高野」の起源と諸類型
■ 総会 16:30〜
 
■ 懇親会 18:00〜20:00
(会場:山形大学厚生会館)
第3日 巡見 9月2日(月)
Aコース<奥山寺踏査>
 
8:15 JR山寺駅集合(12:30終了予定)
【千手観音 →垂水遺跡(円仁宿跡) →城岩七岩 →修験場跡 → 五輪塔窟・本院跡 →牛頭天王祠 →平岩 →山寺駅】
※行程のほとんどが山道なので、歩きやすい服装や靴、レインウェア持参で御参加ください。危険な箇所もありますので、必ず各自で旅行保険などに加入願います。事故の際に実行委員会は責任を負いかねます。
 
Bコース<立石寺奥の院踏査>
 
9:15 JR山寺駅集合(12:30終了予定)
【根本中堂 →山門 →姥堂 →仁王門 →奥の院 →三重小塔 → 開山堂 →記念殿 →仁王門 →山門 →本坊 →山寺駅】
※行程のほとんどが山道なので、歩きやすい服装や靴、レインウェア持参で御参加ください。危険な箇所もありますので、必ず各自で旅行保険などに加入願います。事故の際に実行委員会は責任を負いかねます。
 
Cコース<立石寺境内散策>
 
10:05 JR山寺駅集合(12:30終了予定)
【立石寺根本中堂夜行 →(念仏を見学しながら移動)→ 念仏堂 → 本坊(夜行念仏についての質疑応答)→ 鐘楼 → 日枝神社 →宝物殿山寺駅】
※徒歩での移動になります。歩きやすい服装や靴、レインウェア持参で御参加ください。
※なお、山寺芭蕉記念館は、終了後に各自で見学をお願いいたします。