【2011年】
※すでに終了したイベントです。
 第1回九州山岳霊場遺跡研究会
 「北部九州の山岳霊場遺跡―近年の調査事例と研究視点―」
主催 九州山岳霊場遺跡研究会
共催 九州歴史資料館
日時 平成23年8月20日(土)10:00〜16:30(9:30〜開場・受付)
会場 九州歴史資料 2階研修室
   〒838-0106 福岡県小郡市三沢5208-3
参加費 2000円(資料代として。参加には事前申し込みが必要です)
昼食販売 500円(事前申し込みが必要です)
プログラム
9:30 開場・受付 
10:00 主催者あいさつ 研究会会長 西谷正
10:10 研究会発足の経緯と今後について 研究会事務局
10:20 講演「九州山岳霊場遺跡研究の現状と課題」 研究会顧問 森弘子
11:20 調査報告T「北部九州の山岳霊場遺跡―近年の発掘調査事例―」(各30分) 
  @首羅山遺跡 山町教育委員会 江上智恵
(11:50〜12:50 昼休み)
  A宝満山遺跡群の調査 太宰府市教育委員会 山村信榮
  B正楽遺跡・一滴遺跡(伝妙楽寺跡)の調査成果 宇美町教育委員会 松尾尚哉
  C天福寺跡 行橋市教育委員会 山口裕平
14:20 休憩
14:30 調査報告U「山岳霊場遺跡の研究視点」(各30分) 
  @入唐僧の足跡と伝承―筑前を中心に― 九州歴史資料館 松川博一
  A福岡平野周辺の山の仏像―首羅山の場合を中心に― 九州歴史資料館 井形進
  B伝承・説話に反映した脊振山信仰の源流 西南学院大学 吉田扶希子
  C山岳霊場遺跡の縄張り調査・分析―平面構造の分析― 九州歴史資料館 岡寺良
16:30 閉会
18:00〜20:00 情報交換会「筑紫野 天拝の郷」
※JR・西鉄二日市駅から車で10〜15分・研究会会場からのバス送迎あり
※情報交換会参加費6000円(学生は3000円)
問い合わせ先
 九州歴史資料館学芸調査室(学芸普及班(研究会事務局)))


木曽と御嶽の150年−霊山と木曽谷と里のきずなの視点から−
【開催趣旨】
現在も息づく木曽御嶽信仰は、覚明・普寛両行者による中興開山以来、全国から信仰を集める霊山として発展してゆきました。さらに御嶽信仰の展開は、木曽谷の人々に対して、精神面はもとより、御嶽講の人々の往来による宿場町や山麓の村々の経済活性化に示されるように、社会、文化面にも大きな影響を与えてきました。 それだけに、木曽について知識を深めようとするのなら、御嶽信仰について知らなければならないし、反対に、御嶽信仰を理解するためには、背景となる木曽の文化や社会を知る必要があると考えられます。 御嶽信仰については、これまで生駒勘七先生をはじめとする多くの研究者によって、その歴史や信仰の姿が明らかにされてきました。 これに加えて近年、あらえに近世末から近代に近代にかけての御嶽信仰の姿を明らかにする資料が次々と掘り起こされてきています。これらの資料からは、聖なる山を目指して木曽に集まる人びとや、様々な宗教文化が木曽を通じて各地に伝わっていった様子をうかがうことができます。
今回のシンポジウムでは、江戸時代末期から明治・大正・昭和期という時期に焦点を絞り、新たに掘り起こされた資史料や研究成果に基づいて、木曽谷と御嶽信仰がいかに関わり、どのような影響を相互に与えたのかについて考えてゆきます。そのうえで、木曽の文化と御嶽信仰がもつ現代的な価値や今後の課題について議論して、その知見を木曽谷のみなさんや木曽御嶽に関心を持つ人々と共有することができればと思います。
【主催】「木曽と御嶽の150年」シンポジウム実行委員会
【共催】木曽町教育委員会、王滝村教育委員会、御嶽神社(黒沢)、御嶽神社(王滝)
【後援】日本山岳修験学会、木曽ユネスコ協会、御嶽山奉賛会、信濃毎日新聞社、 市民タイムス社
【日時】平成23年9月17日(土)13:00〜17:30 (シンポジウム開始前の12:30〜12:50と、終了後の17:35〜17:55に御嶽信仰に関する新出史料類の展観を行います[解説:深瀬央道])
【会場】 木曽文化公園文化ホール
「木曽と御嶽の150年」シンポジウム実行委員会事務局
〒520−0526 滋賀県大津市和邇中八十八番地 御嶽教滋賀大教会内