【2019年】
※すでに終了したイベントです。
「富士山と御師料理−御師の家に息づく信仰と生活、食文化の歴史」
日程:2019年10月20日(日)〜12月23日(月)
会場:ふじさんミュージアム(富士吉田市)
 
 詳細:ふじさんミュージアム
「七宝瀧寺と志一上人−葛城修験二十八宿の世界−」
日程:2019年10月31日(木)〜12月13日(金)
会場:和歌山大学紀州経済史文化史研究所展示室(和歌山大学西5号館3階)
 
「葛城山系には『妙法蓮華経』の一品一品が埋め納められた二十八の経塚と、それらをめぐる途上で行者の心身を鍛え、山の持つ力にその身を浸す行場の数々――「葛城二十八宿」をめぐる修験の道のりがあります。役行者が「五百弟子授記品」を埋納したとされる第八経塚は、泉佐野市・燈明ヶ岳山頂に位置し、その尾根を南方に見上げる樫井川渓谷には数多の霊瀑が連なっています。七宝瀧寺が伽藍を構えるのは、かような葛城修験の霊地です。また、その樫井川の中下流域には、九条家が開発した荘園――日根荘が往時の姿を留めつつ、ひろがっています。本展覧会では、七宝瀧寺とその中興の祖として伝えられる志一(至一)上人にかかわる文化財を中心に、中世・近世における葛城修験の歴史と信仰について、また日根荘にもあわせて注目しながら、ふりかえってみることとします。」(HPより)
 
 詳細:和歌山大学紀州経済史文化史研究所
「嶺の御嶽山と一山行者」
日程:2019年10月5日(土曜日)〜12月1日(日)
会場:大田区立郷土博物館
 
「御嶽神社(大田区北嶺町)は、通称「嶺の御嶽山」と呼ばれており、天文4(1535)年に草創したと言います。その後、一山行者(?〜1851)が天保2(1831)年に日本屈指の霊山である木曽御嶽山(長野県・岐阜県)の関東第一分社として、現在の社殿を建立したと伝わります。
 嘉永4(1851)年に没した一山行者ですが、明治32(1889)年には境内に同師を祀る祖霊社(一山神社)が築かれたと考えられています。なお、同社は平成28(2016)年2月に水行堂や社務所と共に国登録有形文化財となりました。
 さて、一山行者は養子に入った井原家と出家した圓乘院がある与野(現・さいたま市中央区)などで布教に努めたと言います。その結果、木曽御嶽山や嶺の御嶽山を参拝する「御嶽講」が中山道沿いを中心に各地で作られ、嶺地域でも嶺一山講が結成されました。
 特別展では、嶺の御嶽山の歴史的展開について紹介します。また、一山行者が影響を与えた御嶽講や嶺の御嶽山に参集した御嶽講に関して考えます。本展が大田区の歴史や文化の再発見につながれば幸いです。」(HPより)
 
 詳細:チラシ(PDF)
「国宝・羽黒山五重塔特別拝観」「羽黒三所大権現秘仏初公開」
日程:2019年4月27日(土)〜11月30日(土)
会場:羽黒山五重塔・羽黒山頂儀式殿(山形県鶴岡市羽黒町)
 
「羽黒山に残る建造物として最も古い国宝羽黒山五重塔は、明治以降公に開扉した記録はありません。
本年は御世代わりの大変慶ばしい年にあたり、平成から令和へと時代が移り変わります。
1400年以上の歴史を持つ出羽三山神社においても、昨年三神合祭殿再建200年という佳年を迎えております。
これらを奉祝し、これまで秘中の秘とされてきた国宝羽黒山五重塔の扉をお開きし、内部を特別に一般公開致します。」(HPより)
 
 詳細:出羽三山神社
「修験道中膝栗毛〜山伏が作った“信仰のみち”〜」
日程:2019年6月29日(土)〜11月25日(月)
会場:いでは文化記念館
 
「江戸時代の資料を中心に、出羽三山信仰の‘みち’のひみつに迫ります。
 今回は県内初公開となる出羽三山の開祖「能除太子(蜂子皇子)像」も特別公開!ぜひご覧下さい。」(HPより)
 
 詳細:いでは文化記念館
「富士山の曼荼羅−参詣曼荼羅にみる富士山信仰の世界」
日程:2019年10月12日(土)〜11月24日(日)
会場:静岡県富士山世界遺産センター
 
「本企画展では、富士山本宮浅間大社蔵の「富士曼荼羅」(国指定重要文化財)などの高精細画像による原寸大レプリカを展示し、富士山信仰の世界を紹介します。
 現代日本画を代表する画家・山口晃氏の「冨士北麓参詣曼荼羅」(山梨県立富士山世界遺産センター蔵)の原画も特別出品します。」(HPより)
 
 詳細:静岡県富士山世界遺産センター
「聖域の美−中世寺社境内の風景」
日程:2019年10月5日(土)〜11月17日(日)
会場:大和文華館(奈良市)
 
「寺社の境内は、神仏に捧げられた聖域であり、人々の心のよりどころともなってきた特別な場所です。 神社の赤い鳥居、寺の塔、掃き浄められた参道など、誰の思い出の中にも、懐かしい境内の風景が息づいていることでしょう。 松尾芭蕉は、みちのくの古寺を訪れ、「佳景寂寞として心澄みゆくのみおぼゆ」という言葉を残しています。 神仏の坐す境内を歩いていると、しんしんと心が透きとおっていくようだという芭蕉の感懐は、寺社境内を訪れた際に私たちの胸を去来する思いと、なんら変わりません。
 本展では、重要文化財「高野山水屏風」(京都国立博物館)や同じく重要文化財「園城寺境内古図」(園城寺蔵)など、中世の人々が見ていた境内の風景を描く大作を中心に、関西初公開となる会津の慧日寺を描く室町時代の「慧日寺絵図」(恵日寺蔵)や、丹波一宮として古い歴史を誇る亀岡市の出雲大神宮伝来の「出雲神社絵図」(出雲大神宮蔵)などをそろえました。 さらに、狩野永徳の瑞々しい感性で洛外の寺社境内をとらえた「洛外名所遊楽図屏風」(個人蔵)も、会期前半に嵯峨の寺社を描く右隻を、後半に宇治を描く左隻を展示します。  北は会津から南は九州まで、時空を超えた寺社巡りを、どうぞお楽しみください。」(HPより)
 
 詳細:大和文華館
「動物の神様」
日程:2019年7月13日(土)〜10月27日(日)
会場:北杜市郷土資料館(山梨県)
 
「夜、山道を歩く人の後をぴったりとつけてくるという≪送り犬≫。全国的に伝わるこの伝説が、北杜市各地にも存在することをご存知でしょうか。
送り犬の正体は、明治時代に絶滅したニホンオオカミではないかと考えられています。かつて人とオオカミは、同じ野山を舞台に生活していたのです。今や幻の存在となってしまったニホンオオカミですが、市内には現在も、くらしを守る神の使いとしてオオカミが存在しています。
自然豊かな北杜市には、送り犬伝説のように、動物にまつわる昔話や信仰が、数多く残っています。かつてあった、そして現在も残る動物信仰や伝説のなかから、今回の企画展では狼・馬・蛇を取り上げます。
なぜ動物は神様になったのか。現代よりも動物と人とが近しかった時代を探ります。」(HPより)
 
 詳細:北杜市郷土資料館
 詳細:チラシ(PDF)
「『東北の山岳宗教』の研究に取り組んだ月光善弘」
日程:2019年9月20日(金)〜10月14日(月・祝)
会場:寒河江市郷土館
 
「故・月光善弘氏は本市中郷の洞光寺に生まれ、同寺の住職を務めながら、東北の山岳寺院を対象とした歴史や民俗・習俗の研究に取り組んできました。これらの研究は日本山岳修験学会学会賞を受賞するなど、学界でも高い評価を得ています。大学の教授として子弟の教育にもあたり、本市の市史編纂委員長を務め、齋藤茂吉文化賞を受賞しました。また、書道・茶道などにも堪能で、多くの方々に慕われました。
 今回の特別展では、月光氏が所有していた資料等を通して、学問と人柄に触れていきます。」(HPより)
 
 詳細:寒河江市郷土館
「神と仏の宿る里−北信濃の山寺−」
日程:(前期)2019年9月14日(土)〜10月14日(月・祝) (後期)2019年10月16日(水)〜11月17日(日) ※前期、後期で展示替えあり
会場:長野市立博物館
 
「古代から日本人の信仰形態はさまざまであり、その中の一つに「神仏習合」があります。これは神と仏を一体のものとして信仰することです。北信濃には、戸隠信仰や善光寺信仰といった、神や仏と交感する信仰形態がありました。
 本展示では「神」と「仏」がどのように融合し、またどのような信仰形態であったのかについて復元し、前近代における日本人の信仰の豊かさについて紹介します。」(HPより)
 
 詳細:長野市立博物館
「和歌山県阿須賀神社境内(蓬莱山)出土品〜中世の熊野信仰を物語る品々〜」
重要文化財指定記念企画展
 
日程:2019年9月3日(火)〜9月29日(日)
会場:新宮市立歴史民俗資料館
 
「阿須賀神社の御正体群350点が国の重要文化財に指定されたことを記念して、初公開となる大形御正体の一部や御正体の数々を一堂に展示します。」(広報より)
 
 詳細:広報新宮
「富士山大鳥居−吉田口登山道の起点−」
日程:2019年7月24日(水)〜9月23日(月)
会場:山梨県立富士山世界遺産センター(富士河口湖町)
 
「吉田口登山道の起点となる富士山大鳥居(北口本宮冨士浅間神社所在)は、木造としては国内最大級のものです。この鳥居の造立や修造などについて広く紹介し、富士山の信仰のあり方を明らかにします。」(HPより)
 
 詳細:チラシ(PDF)
「富士山禅定−登山道四十四の世界−」
日程:2019年6月22日(土)〜9月23日(月)
会場:ふじさんミュージアム
 
「富士山吉田口登山道を紹介した図譜である「富士山禅定四十四図」を紹介します。
これまで「冨士山明細図」、「冨士山真景之図」といった江戸時代後半の登山道の様相を示す優れた資料の研究がされてきましたが、このたび新たにその存在が確認されたこの絵図は、詳細な描写に加えて、これまで確認されている絵図類の最も古い系統のものであることがわかりました。これからの富士山信仰研究や吉田口登山道の調査及び整備活用に大きな成果をもたらす絵図 44 点を展示し広く紹介します。」(HPより)
 
 詳細:ふじさんミュージアム
「熊野古道伊勢路−くまのみちを歩いた人々−」
世界遺産登録15周年記念企画展
 
日程:2019年6月1日(土)〜9月1日(日)
会場:三重県立熊野古道センター(尾鷲市)
 
「当企画展では、令和元年7月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録15周年を迎えるにあたり、中世から近世にかけ「くまのみち」と呼ばれた熊野街道を歩いた人々が書き留めた道中日記や流布した道中案内記などの史料、さらに旅装束などを実物やパネル展示により紹介します。また、現代の世界遺産としての熊野古道伊勢路を、写真や映像を通してご覧いただきます。」(HPより)
 
 詳細:三重県立熊野古道センター
「立山ふしぎ大発見!?」
日程:2019年7月13日(土)〜9月1日(日)
会場:富山県[立山博物館]
 
「富山県のシンボルの一つである「立山」。そんな立山には、知っているようで知らない「立山のふしぎ」がたくさんあります。
 たとえば、江戸時代の立山には「くたべ(くたへ)」という、顔は人、体は獣の生き物が現れたといいます。
 では、なぜこの「くたべ」が立山に現れたのでしょうか??また、136以上あるといわれた「立山地獄」。どんな地獄があったのでしょうか??
 他にも、「立山山麓にあった宿坊にはどんな仏像が祀られていたの?」、「いつごろから雄山山頂に本社があるの?」など、立山博物館に寄せられる質問の中から、「これは知って欲しい!」と選んだ 5 つの不思議を中心に紹介します。」(HPより)
 
 詳細:立山博物館
 詳細:案内(PDF)
「目黒の富士塚・富士講資料」
日程:2019年6月1日(土)〜9月1日(日)
会場:目黒区めぐろ歴史資料館
 
「今年は、文政2(1819)年に目黒新富士が築造されてから200年の節目にあたります。その記念イベントとして、企画展と講演会を開催いたします。企画展では、目黒の富士塚および富士講に関する資料などを紹介いたします。」(HPより)
 
 詳細:目黒区
「知られざる比婆山信仰の世界」
日程:2019年4月27日(土)〜9月1日(日)
会場:帝釈峡博物展示施設時悠館(広島県庄原市)
 
「最古の歴史書『古事記』は、女神イザナミが火の神(製鉄神)を生んで亡くなると、出雲国と伯岐国の境の「比婆之山」へ葬ったと伝えます。
 時悠館では、比婆道後帝釈国定公園内に立地する博物館として、神話と考古学の接点から"知られざる比婆山信仰の世界"に迫ります。」(HPより)
 
 詳細:庄原市
「富士山の女神 かぐや姫」
日程:2018年6月15日(土)〜2019年8月18日(日)
会場:静岡県富士山世界遺産センター
 
「富士山周辺では、かぐや姫は月ではなく富士山に帰り、富士山の神様だった、というストーリーが伝承されています。 本企画展では、この富士山に帰るかぐや姫の物語を紹介するとともに、どのようにしてこの地に伝わったかを探り、富士山とかぐや姫伝説の結びつきについて考えます。
(主要出品作品)
今回の共同企画展では、富士山や富士山信仰についての縁起や霊験譚をまとめて編集した富士山縁起をもとにして、富士山南麓におけるかぐや姫伝説をひも解いていきます。 富士市今泉の富士山東泉院に伝来する永禄三年(1560)の奥書をもつ『富士山大縁起』をはじめ、8点の富士山縁起を一堂に会し、さらには富士山南麓で450年以上栄えてきた東泉院の寺宝を厳選して紹介します。」(HPより)
 
 詳細:チラシ(PDF)
「立山曼荼羅と芦峅寺長官」
春の立山曼荼羅特別公開展
 
日程:2019年4月13日(土)〜6月23日(日)
会場:富山県[立山博物館]展示館 常設展示室2階
 
「2019年度の立山曼荼羅特別公開展の第1弾、春の立山曼荼羅特別公開展では、「芦峅寺一山会」のトップである「長官」に注目します。
 芦峅寺一山会とは、芦峅寺の衆徒(宿坊の主人)たちによって作られた組織です。本展示では、芦峅寺衆徒らをまとめる長官役になった証として渡されたと伝わる「立山曼荼羅」と「香炉」を展示し、「芦峅寺長官」について紹介します。」(チラシより)
 
 詳細:チラシ(PDF)
「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」
日程:2019年4月13日(土)〜 6月9日(日)
会場:京都国立博物館 平成知新館
 
「踊り念仏で知られる時宗は、宗祖一遍(1239〜89)が鎌倉時代に開いた宗派です。一遍は念仏をとなえることで誰もが往生をとげられると説き、全国を行脚(遊行)して、念仏札を配り(賦算)、布教につとめました。この時宗を教団として整備し、大きく発展させたのが二祖の真教(1237〜1319)でした。2019年に真教の七百年遠忌を迎えるのを記念して、時宗の名宝を一堂に会する展覧会を開催いたします。
  本展では、全国各地を遍歴した一遍の生涯を描いた国宝「一遍聖絵」(清浄光寺(遊行寺)蔵)をはじめ、真教の足跡もつづられた「遊行上人縁起絵」、一遍や真教ら歴代祖師の肖像画や肖像彫刻など、時宗の名宝の全貌をご紹介いたします。なかでも、日本を代表する絵巻であり、中世の歴史を語る上でも重要な作品である「一遍聖絵」については、12巻全巻を公開します。
  また、展覧会の事前調査によって発見された作品など、新たな研究成果もあわせてご覧いただきます。」(HPより)
 
 詳細:京都国立博物館
「徳川将軍と富士山」
日程:2018年4月27日(土)〜5月26日(日)
会場:静岡県富士山世界遺産センター
 
「1603年 に徳川家康が征夷大将軍に就任し、1867年に十五代慶喜が大政奉遇するまでの260年余、日本は世界史上稀なる泰平の時代を謳歌した。
 三代家光から四代家綱を経て将軍家の政策が武断から文治主義へと転換されると、五代綱吉の治世下には“元禄文化”、十一代家斉の治世下には“化政文化”が花開き 、江戸文化は成熟を極めくいく。“徳川の平和”のもと、文化も貴賤雅俗を巻き込みこれまでにない多元的な展開をとげるのである。
 こうしたなか、徳川将軍の象徴となり江戸文化の中核に位置づけられるのが富士山である。江戸時代前期、家康以下四代の将軍に仕えた狩野探幽が富士山絵画の定型を編み出すと、富士山は江戸城内にも描かれく徳川将軍の御威光を補完する。一方、狩野探幽以降、富士山は絵画ジャンルとして確立され、化政文化を中心とする江戸時代後期には、葛飾北斎や谷文晁、洒井抱一らにより世界遺産富士山「芸術の源泉」としての側面を担う富士山絵画の傑作群が生み出される。
 本展覧会では、未曾有の平和と繁栄をもたらした歴代将軍の事績をたどりながら、彼らと富士山との関係をひもとき 、江戸文化隆盛の一端を感じていただきたい。」(HPより)
 
 詳細:チラシ(PDF)
「旅する画僧・金谷―近江が生んだ奇才―」
日程:2019年3月16日(土)〜5月12日(日)
会場:草津宿街道交流館(滋賀県)
 
「湖国滋賀を代表する絵師のひとりに、現在の草津市下笠町出身の横井金谷(よこいきんこく、1761〜1832)がいます。
金谷は、大坂、江戸、京都、名古屋と各地を転々とする中で、あるときは謹厳な僧侶として生活に苦しむ人々を救済し、あるときは破戒僧として悪所に通い、あるときは山伏として大峰入りし、またあるときは絵師として筆を執りました。
このたび、草津宿街道交流館・県立近代美術館・県立琵琶湖文化館が初めて合同で展覧会を企画し、3館の所蔵する金谷作品が、ゆかりの地・草津で一堂に会することになりました。郷土の絵師・金谷を広く知っていただく機会となれば幸いです。」(HPより)
 
 詳細:草津宿街道交流館
「内藤正敏が映す出羽三山の世界」
いでは文化記念館収蔵写真展
 
日程:2018年11月30日(金)〜2019年4月15日(月)
会場:いでは文化記念館
 
「内藤正敏氏は、写真家にして民俗学者であり、羽黒山の山伏修行である「秋の峰入り」を経験した異色の経歴の持ち主です。初期はフリーの写真家として、宇宙や生命をテーマしたSF写真に取り組んでいた内藤氏は、25歳の時に湯殿山の即身仏に出会ったことで大きな衝撃を受けます。… 今回の写真展では、内藤正敏氏の写真集「日本の聖域」シリーズに収められた四つ切りのカラー写真作品の中から、珠玉の30作品を展示しています。 内藤氏が独特の世界観で映し出す、出羽三山の自然・人・神仏の様々な表情を、ぜひご覧ください。」(HPより)
 
 詳細:チラシ(PDF)
「開創一千三百一年 白山信仰と那谷寺」
日程:2018年10月1日(月)〜2019年3月31日(日)
会場:那谷寺普門閣宝物館
 
「白山加賀禅定道案内図をはじめ、白山信仰ゆかりの品々や芭蕉、与謝野晶子等、那谷寺を訪れ愛した先人の作品を展示いたします。」(HPより)
 
 詳細:那谷寺
「八王子のおまじない」
日程:2019年2月15日(金)〜3月24日(日)
会場:八王子市郷土資料館
 
「まじないとは、神や精霊などの超自然的な力を借りて、さまざまな願望を叶えようとする行為です。病気や災いを防ぐ、幸福を招くなど、人びとはさまざまな「おまじない」を行ってきました。それらのまじないに関する資料を紹介し、むかしの人びとの考え方や感性について考える特別展を開催します。
今回の展示では、疫病除けの呪符である「疫病神の詫び証文」、風邪除けの神として越野の家々を回った「オシシサマ」など庶民のまじないに関する資料のほか、江戸時代に粟須新田(現・高倉町)にあった修験寺院「利益院」に伝えられた資料を初公開します。」(チラシより)
 
 詳細:チラシ(PDF)
「加太・友ヶ島の信仰と歴史−葛城修験二十八宿の世界−」
日程:2019年1月10日(木)〜3月8日(金)
会場:和歌山大学 地域活性化総合センター 紀州経済史文化史研究所 展示室
 
「葛城山系には『妙法蓮華経』の一品一品が埋め納められた二十八の経塚と、それらをめぐる途上で行者の心身を鍛え、山の持つ力にその身を浸す行場の数々―「葛城二十八宿」をめぐる修験の道のりがあります。和歌山市加太は、その道のりの西端に位置し、第一経塚である序品窟を始め、観念窟・閼伽井跡・深蛇池といった聖地を島内に点在させる友ヶ島の対岸にあたります。その加太にはかつて伽陀寺と呼ばれる寺院があり、その寺の別当を務めた向井家が、現代でも行者たちを迎える「迎之坊」としてその伝統的な役目を継承し続けています。
本展覧会では、紀州経済史文化史研究所に寄託いただいた「向井家文書」を大きな軸にすえ、向井家に蔵される文化財の数々もお借りし、加太と友ヶ島という地域の信仰とそれを担ってきた人びとの、そして葛城修験の歴史をふりかえります。」(HPより)
 
 詳細:チラシ チラシ(ウラ)
 詳細:紀州経済史文化史研究所
「江戸川区の富士講と富士塚」
日程:2018年12月15日(土)〜2019年3月3日(日)
会場:江戸川区郷土資料室
 
「古くから人びとの信仰の対象であった霊峰富士。富士講は、富士山を信仰する民間信仰の地縁集団です。江戸時代半ばに、江戸を中心にたくさんの講社が生まれたといわれていますが、現在はほとんど残っていません。
人びとにとって富士講で行われる月々の勤行や富士山への登拝は、修行であると同時に娯楽でした。また各地に富士塚を築きました。
江戸川区には今も活動する富士講社があります。東瑞江地域の人びとによる割菱八行講です。本展では、割菱八行講の活動の様子とともに、現在でも祭事に使用している貴重な用具類や記録をご覧いただけます。
また区内に数多く残されている富士塚にある石碑調査の成果もあわせてご紹介いたします。
区内に息づく富士信仰の世界にぜひ触れてみてください。」(HPより)
 
 詳細:江戸川区
「熊野観心十界曼荼羅と浄土双六展」
日程:2018年12月8日(土)〜2019年1月29日(火)
会場:最上徳内記念館(山形県村山市)
 
「「熊野勧心十界曼荼羅」は仏教で考えられている世界を描いた絵図で、全国でも58点しか確認されていない貴重なものです。山形県では全国で3番目に多い5点が確認されており、そのうち4点が村山市に伝わっています。これは東北地方では最多の確認例です。また、全国で3点しか発見されていない「浄土双六」も、1点が村山市で確認されています。」(HPより)
 
 詳細:村山市
「吉田口登山道のりゅうヶ馬場と流鏑馬」
日程:2019年1月1日(火)〜2月25日(月)
会場:山梨県立富士山世界遺産センター 南館 富士山ステーション
 
「かつて、吉田口登山道の?ヶ馬場(りゅうがばば)と呼ばれる場所で執り行われていたという流鏑馬(やぶさめ)や、現在の勝山・下吉田の両浅間神社で執り行われている流鏑馬をとおして、富士山の信仰の場や神事について紹介します。」(HPより)
 
 詳細:富士山世界遺産センター
「富士山と須走口−須走口登山道調査速報展−」
日程:2018年12月15日(土)〜2019年2月11日(月・祝)
会場:静岡県富士山世界遺産センター
 
「須走口登山道における最古の歴史資料となる至徳元年(1384)銘のある懸仏(小山町教育委員会所蔵)をはじめ、富士山へ奉納された文安二年(1445)銘の大日如来坐像(蔵春山宝持院所蔵)、天文十二年(1543)銘の懸仏(冨士浅間神社所蔵)など中世の資料5点を含む、計48点を展示いたします。
富士山頂と須走村の権利関係を示す古文書・古記録や、須走口登山道を対象とした各時代の絵図・絵葉書、須走口登山道の各施設に奉納されていた信仰資料を多数紹介いたします。」(HPより)
 
 詳細:静岡県富士山世界遺産センター
 特別展「近世 御師の活躍とおいぬ様」
日程:2018年3月10日(土)〜2019年2月3日(日)頃までの間の土日祝日
会場:武蔵御嶽神社 宝物殿
 
「江戸中期以降より盛んになった「おいぬ様信仰」について、御師の活躍を通しご紹介していまいす。
古文書などの展示に加え、フォトグラファー鶴巻育子さんによる、社家に伝えられる「おいぬ様」の写真も展示しています。
普段では見ることが出来ない「おいぬ様」を是非ご覧頂ければと思います。」(Facebookより)
 
 詳細:Facebook
「顕れた神々−中世の霊場と唱導−」
日程:2018年11月16日(金)〜2019年1月14日(月・祝)
会場:神奈川県立金沢文庫
 
「神奈川県立金沢文庫で管理する国宝・称名寺聖教のなかには、法要や勧進などの儀礼の場で読み上げられた、表白や説草(説教の台本)が多数残されています。それらは唱導資料と呼ばれ、中世の主要な社寺の神仏にまつわる縁起などが説かれており、今では失われた古い信仰世界を浮かび上がらせます。種々の唱導資料を通じて、伊勢神宮や春日大社、八幡宮など様々な神々のすがたを、関連する美術作品などとともにご紹介します。
 本展覧会では、法会の場で活躍した唱導の名手たちの作品を集めた「神をめぐる唱導」、朝廷や国土を守護する神々への祭祀の諸相を紹介する「王城鎮護の神々」、日本各地に展開した霊場をめぐる縁起や霊験譚を読み解く「神々います霊場」、神秘に彩られた神々のすがたを記す中世神道説をひもとく「秘説の中の神々」という四章から、中世の神々の世界を再現していきます。
 
 詳細:金沢文庫
「那智参詣曼荼羅巻子本の仕立てを探る−東京文化財研究所による光科学的調査の成果報告−」
日程:2018年12月5日(水)〜2019年1月14日(月・祝)
会場:国学院大学博物館ホール
 
「本資料は、多数の類本が存在する那智参詣曼荼羅のなかでは珍しい「巻子本」の形をとるものです。本展では、東京文化財研究所による最新の光学的調査によって明らかになった「掛幅」から「巻子本」への調整過程を公開します。 ※本展は館内ホールにて行う特集展示です(企画展ではありません)。」(HPより)
 
 詳細:チラシ(PDF)