【2023年】
※すでに終了したイベントです。
 葛城修験の世界
日程:2023年10月28日(土)〜12月10日(日)
会場:和歌山市立博物館 2階 特別展示室
 
「令和2年、和歌山・大阪・奈良の三府県にまたがる葛城修験は、日本遺産に認定されました。葛城の山中やふもとの里のなかで育まれた修験の文化・歴史が豊かなものであると、高く評価された結果といえるでしょう。また、和歌山市では令和3年度より、市内の修験寺院の文化財調査も行っています。今回の展示では、それらの成果を公表するとともに、葛城修験の重要地点の加太・友ヶ島(和歌山市)や中津川(紀の川市)などの資料を出陳し、葛城修験の豊かな歴史の一端を紹介します。」(HPより)
 
 詳細:和歌山市立博物館
 Full of Treasure Mountain−宝満つる山、祈り満つる山−
日程:2023年9月2日 - 12月3日
会場:太宰府天満宮宝物殿
 
「太宰府市と筑紫野市の境に聳え、年間約10万人の登山者が訪れる宝満山は、古くから信仰を集めてきた霊山です。天智天皇の頃、大宰府政庁の鬼門除けのために八百万神を祀ったことが神祭の始まりと伝わっています。大宰府鎮護や国家繁栄のための祭祀、その後は修験道の山伏による加持祈祷など、今日まで1360年という長い歴史の中で様々な祈りが捧げられてきました。
本展では、宝満山の史跡や考古遺物に造詣が深い故・小西信二氏によって山中より採取された祭祀遺物や、かつて竈門神社を守護した獅子・狛犬、雨乞い祈祷の水鏡などの信仰遺品をはじめ、現代の作家による写真作品など、幅広い時代の品々を展示いたします。人々の祈り、神への感謝、そして豊かな自然といった多様な「宝」満つる山の寛容さ、魅力を感じていただける機会となれば幸いです。」(HPより)
 
 詳細:太宰府天満宮宝物殿
 越中立山の近世本草学
日程:2023年9月16日 - 11月5日
会場:立山博物館 展示館1階企画展示室
 
「本草学は古く中国から伝来し、生薬の知識としていかされてきましたが、江戸後期になると西洋博物学の影響を受け、そこから“近世本草学”が独自に深化しました。それは太平の世に、産物を生活や心の豊かさにつなげるウェルビーイングな時間を求めて隆盛した、“何でもありの教養世界”でもありました。
明治維新後、本草学は西洋の近代科学の陰に隠れ歴史に埋もれました。今回、改めてそのような人と自然がしなやかに共存していた世界に光を当てます。
この企画展では、江戸時代に越中立山の山野を観察して記載、収集してきた様々な“近世本草学”の成果と、それを明治に引き継ごうとした人々の営みを紹介します。」(HPより)
 
 詳細:チラシ(PDF)